心と体の関係〜ソマティックヒーリング①

私たちの本質は魂(精神)です。
その周りには心(意識)があります。
身体はそれらを宿す大事な入れ物です。

身体が不調な時は、私たちの心も調和されていません。
どちらかが健康なのに、片方だけ不健康ということはないのです。

先日の日本でのセッションでのこと、ソマティックヒーリングを希望する女性がいらっしゃいました。
ソマティックヒーリング(体細胞療法)とは、身体の不調な部分と対話することでその原因を探り、細胞レベルから癒していくセラピーです。

Aさんは知的で清楚で笑顔のとても素敵な女性。
これまでも数回セッションを施行させて頂いています。
退行催眠では職場での人間関係やご家族との問題を、ご自分の力で癒し乗り越えて来られました。
しかし恋愛には奥手で、現在好きな男性がいるものの、距離をなかなか縮められないという 悩みを抱えています。
そして腰痛と喉の不調(咳)にもずっと悩まされてきました。

私はまずAさんを催眠に誘導すると、腰の痛い部分に入っていくようにと言いました。
「そこに何がありますか?」と尋ねると
「暗い空間です。霧のようなものがかかっています…」
「霧の中をよく見てください。そこには何がありますか?」
「…え?2人の胎児がいる… 2人とも私やわ。なんでやろ?!
右の子が怖い怖いって泣いてます。もう1人が大丈夫だよって今頭を撫でました。
なんでやろ? 何が怖いんやろ?」

私は彼女に腰が痛くなった1番最初の日に戻るようにと言いました。
「高校1年の遠足の日です。山道を歩いています。
歩いてるうちに腰がだんだん痛くなって来て…追い越していく男の子が私のことからかってるわ。
私はいやだなと感じてます…
あ、思い出した!その直前にクラスの人気投票があったんや。
恋人にしたい女子とか、妹にしたい女子とか、そんなアンケートを誰かが配って…私が男子に1番人気があることがわかったんです…
そのとき"気持ち悪い!"って思ったんです。男の子がわからんって。
というのも…中学のときは私、男子に1番嫌われてたから。
同んなじ私やのに、どうしてそんなことになるの?って凄く怖くなった。
そうや、その時からです。腰が痛くなったのは…」
Aさんは全てを思い出しました。
10代半ばの多感な時期に、男性は訳のわからないもの、信用できないものとして、Aさんの潜在意識にインプットされていたのでした。

そのことを思い出すと、腰の奥で泣いていた胎児は泣き止みました。
まだ怖がっているものの、もう1人の胎児が「大丈夫!」と言うと、少しづつ笑顔になり…立ち上がり…とうとう恐怖を手放すことができました。
心と身体の癒しが同時に起こったのです。

「そんなことが原因だったとは、まったく想像もしてませんでした!」
催眠から覚めてからAさんは仰いました。
これまで男性を避けて来たのは、彼等に対する怖れをずっと心に宿していたから。
長い間「恋愛なんてしなくても私は幸せ」と思い込むことで自分を守って来たのです。
Aさんはやっと気づくことができました。

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そして次に、喉の不調、咳の原因を見つけに行くと…
そこには驚きの人が鎮座していました。

つづく…

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