Rewrite your story

私たちは時間を「過去」「現在」「未来」の3つに分けて考えます。

しかし実際に存在するのは「今」だけです。
これまでも、これからも、存在するのは「今」しかありません。
時間というのは「今」の連続なのです。

過去は変えられない。
と言いますが、実際は変えられます。
「今」のあなたが、その過去の出来事への意味付けを変えれば良いだけなのです。

先日、声楽家の米良美一(めらよしかず)さんが出演されたTV番組の話を聞きました。
米良さんが故郷を訪ね、封印していた子供時代の足跡を辿るという九州のローカル番組です。

司会者だった武田鉄矢さんによると、はじめ米良さんは「故郷には辛い思い出しかない」と仰っていたそうです。
病気のせいで背が小さかったために、酷いいじめを受けていたのだと、涙ながらに語ったそうです。
そして小学校に着くと「私はここで本当にひどい目に合った。。お前は死体だとみんなに言われて校庭に埋められました」
と悲惨な体験を話し始めました。
すると、突然その時の友人たちが現れたのだそうです。ドッキリ企画だったんですね。

驚く米良さんに彼等が言ったことは…
「何言ってるの!あんたが埋めてくれって言ったんじゃないの。死体ごっこしようって言い出して。
それに埋められたのはあんただけじゃない、みんな順番で埋まったのよ。忘れたの?!」
それを聞いた米良さんは、徐々にそのことを思い出しました。
当時の友人たちよれば、米良さんはいじめられっ子ではなく、明るいリーダー格の少年でした。
それを裏付ける楽しい思い出話がいくつも飛び出し、米良さんも記憶を蘇らせたそうです。
最後は笑って「あ〜故郷に帰ってきて良かった!みんなに会えて良かった!」と言い放ったそうです。

こうして米良さんの辛い思い出は、見方が180度変わり、楽しい思い出へと生まれ変わったのです。

記憶って、そんなものです。
私たちの記憶は、簡単に書き換えられるのです。
その時の感情だけでなく、その後の感情も加わって、どんどんと物語が変化するのです。

もしかしたら、あなたの辛い思い出も本当のことではないのかもしれません。
脚色や思い入れなどが加わって、違う記憶として落としこまれているのかもしれません。

または…
たったひとつの悲しい思い出ばかり強化して、沢山の楽しい思い出を追いやっているのかもしれません。

あなたの持つ「今」のパワーを発揮してみてください。
どんなに手強い過去の記憶も「今」のあなたには敵いません。

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Comment (2)

Emiko #-

私のEnergy KinesiologyのInstructorが、You can't change your history, but you can always change your attitude towards itって言っていたのを思い出しました。米良さん、これまでもこれからの人生も、すごく素敵になるでしょうね:)

2016/07/16 (Sat) 13:29 | URL | 編集 | 返信 | 

 #-

To Emikoさん

えみこちゃん、お久しぶりです♪

ステキな先生ですね。
人は「今」が不幸だと、それを過去の辛い出来事のせいにしがちです。でも「今」が幸せである時は、どんな過去も肯定できるのです。
だから「今」がすべてなのです。

米良さん、ふるさとに戻って過去の自分と向き合えて良かったですよね😊

2016/07/16 (Sat) 18:03 | URL | 編集 | 返信 | 
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