Love and Harmony〜Amish Lifstyle

とても興味深い記事を読みました。

『なぜアーミッシュに病人が出ないのか/現代社会の正体を探る』

アーミッシュとはペンシルベニア州周辺に住むドイツ系アメリカ人です。
300年前の移民当時と変わらぬ生活様式を守り、農耕や牧畜によって自給自足の生活をしています。電気や自動車など近代文明を拒み、移動には馬車を使い服装も1800年代のまま。
現在約20万人のアーミッシュたちが、アメリカとカナダに居住しているそうです。

私はこの記事を読んで、10年ほど前にアーミッシュの村で起きた銃乱射事件を思い出しました。
32歳の男がアーミッシュスクールに銃を持って立てこもり、女子生徒だけを教室に残し、銃を乱射した悲惨極まりない事件です。
13歳の少女は年下の生徒達をかばって「私を先に撃って!」と犯人に訴えたといいます。
彼女は最初に撃たれ即死。11歳の妹も「次は私を!」と続いたそうです…
5人の少女が犠牲になりました。そして犯人は直後に自殺しました。

アーミッシュは絶対非暴力主義を貫いています。
聖書の記述を根拠とし、誰かと戦うことを徹底的に拒否しています。
非暴力を貫くアーミッシュの、しかも女子生徒をターゲットにするなんて、決して許されることではないと、当時多くのアメリカ人が怒りをあらわにしました。
私も同じ気持ちでした。

ところが、アーミッシュの人々は、大量殺戮を犯した男を許すと表明しました。
アーミッシュ達は事件の夜に犯人の遺族の家を訪れ、許しの意を伝え、犯人の葬式にも参列したのです。

このニュースを聞いたとき、私の内で何かが死に、何かが生まれました。
彼等の精神性への尊敬と畏敬の念が、マグマのように溢れ出しました。
「罪を憎んで人を憎まず」とはこういうことなのか。
私はアーミッシュから、絶対非暴力の真の意味を教わったのです。

彼等があまり病気にならないのも、自閉症児がいないのも、私にはごく当然のことのように思えます。
アーミッシュは愛と調和の世界で生きているからです。

16歳になると子供たちは1年間、アーミッシュコミュニティを出ることを許されます。
この間はアーミッシュの規律を破って、何でも好きなことをしていいのです。
彼等はお酒やドラッグ、お化粧や男女交際、ありとあらゆる俗世界の毒と刺激を経験するといいます。
そして1年後、アーミッシュの村に戻るのか、俗世界で生きて行くのかを、子供達自身に決めさせます。
驚くべきことに、9割の子供達はアーミッシュに戻って行くのだそうです。


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